國津果實酒醸造所 菅野 紫檀 2023
國津果實酒醸造所 菅野紫檀 2023
・中子さんのコメントより
栽培者 菅野 忠司氏
弊社でお馴染みの菅野ご夫妻が令和4年に引退し、跡を引き継いだ忠司さん。
菅野さんに育てられた葡萄達は、とても綺麗で奥ゆかしい香り。
樹に宿す葡萄も、小ぶりながらもしっかりした色から、葡萄達の生命を感じます。
また、父の忠男さん老練された技術により、
葡萄の木々の樹冠も無駄がなく、大切に育てられた高畠町の葡萄園。
数十年ぶりに畑を受け継いでから悪戦苦闘しながら考えを巡らせながら
大切に大切に、葡萄を育て上げられています。
葡萄農家の息子として、お父様、お母様、ご家族の想いをしっかり繋いでおられる忠司さん。
弊社に届く葡萄達も先代ご夫婦に負けない、愛情のつまった葡萄達です
*ワインについて
前回大好評だった、菅野さんの紫檀シリーズの第2弾です。
今回も甘み、酸味のバランスが抜群の葡萄を頂き、醸造いたしました
収穫日は2023/10/4、糖度は19.8度 PH3.66.
食味は甘味がしっかりあるものの、それ以上に東北特有の綺麗な酸味、
食べた後に口に残るサクランボのような、何とも言えないチャーミング感がとても魅力的な葡萄でした。
醸造では「チャーミング」をテーマに発酵速度を極力早く進むように管理し、抽出しすぎないように心がけました
比重が1.00を切れた少し甘味を残した時点で圧搾しました。
醸造期間は18日間のセミマセラシオンカルボニック
圧搾後の二次発酵をしっかり常温で数か月行い、落ち着いた2月上旬、
種まきカレンダーの花の日に瓶詰致しました。
今回は飲み心地を重視するため亜硫酸塩添加はなしにしています。
少し酒質に不安定さもあるため、できるだけ保管は14℃での保管をお勧めいたします
このワインでは、滋味深い甘さと細いタンニンを表現するために、セミマセラシオンカルボニック法を用いて醸造ています
品種本来のイチゴジャム、ラズベリー、キイチゴのような赤い果実の甘酸っぱい香りが、強すぎず、弱すぎず。
絶妙なバランスで香ります。
味わいんも、可愛らしさいっぱいの酸味、そしてスルスルソフトな飲み心地。
特に食中酒として和食や焼き魚、ローストビーフなどの
お料理とご一緒にお楽しみいただく事をお勧めいたします。
ワイン詳細
詳細情報:
品種:非公開
アルコール度数:10.9%
販売容量:750ml(700本製造)
収穫日: 10月4日 ワイナリー到着日 10月6日
一次発酵終了 10月24日
二次発酵終了 1月31日
糖度: 19・8度pH: 3.66
葡萄入荷後の処理: すべてハサミで傷をつけないように除梗。